めまいについて。神奈川県相模原市、はるいろ鍼灸院・整体院

　

目次

　　　　　　　　　　

◎めまいとは

　　　　

めまいの症状
めまいの原因

　　　 　

◎めまいの種類について

　　　　　　

回転性めまい
浮動性めまい

　 　　　 　

◎当院のめまいの治療法

　　　　　　　

経絡治療の治療法
経絡治療の治療例(実際の症例)

　　　　　　　

YNSA®の治療法
YNSA®の治療例

　　　 　

◎お問い合わせ

めまいの症状でお困りではありませんか？

• いつも浮遊感がする
• 自分や周りが回っている感じがする
• 動悸や吐き気がする
• くらくらして立っていられない
• 目の前が真っ暗になる

めまいとは、目が回るようなくらくらとした感覚の総称で、様々な種類や原因があります。

めまいの原因

はっきりとした原因は分かっていません。内耳の病気、脳腫瘍や脳出血・脳梗塞の場合もありますが、寝不足やストレス、自律神経の乱れで起こることが多いです。

必要な検査を受け、そのめまいの原因が何かを確認すること、あるいははっきりとした原因が特定されなくても、そのめまいが命に関わるような重大な症状ではないことを確認することも重要です。

めまいの種類について

大まかに分けて3種類あり、視界がぐるぐると回る「回転性めまい」、ふわふわと浮遊感のある「浮動性めまい」、目の前が暗くなる「眼前暗黒感」の３つに分けられます。

当院のめまいの治療法

一般的な西洋医学による治療法

一般的な西洋医学的治療のメインは薬物治療で、抗めまい薬・循環改善薬・吐き気止め・抗不安薬・ステロイド薬などが処方されます。
めまいを起こす原因を改善する薬と、めまいによって引き起こされる症状を抑える薬ですが、それらを数か月～半年服用してもめまいが改善されない場合が多くあるようです。
薬が飲めない程の場合には注射や点滴、薬によっても症状が改善せず日常生活に支障をきたす場合は、外科的手術が行われることもあります。

しかし、これらは根本改善になっていない対症療法であると考えられるので、なぜその症状が起こっているのかを見極めることが大事です。

身体の歪みや循環の悪さ・自律神経の乱れはあるのか？など、生活習慣をしっかりとみていく必要性があります。

当院の治療法

当院ではめまいは、肝や腎の不調・気血の滞り・異常な水分の貯留・脳の自律神経の異常興奮から起こることが多くあると考えます。

めまいと一言で言っても原因や症状は様々なので、当院は経絡治療やYNSA®といった治療法をその方の症状や感受性によって使い分け、
または併用し、 脳や身体の機能を正常にし、乱れた経絡・自律神経バランスを整えます。

その方それぞれに合った適切な刺激量で、オーダーメイドのツボの選択、筋肉のアプローチをし、めまいの根本原因を目指していきます。

●周囲がぐるぐる回って見えたり、頚を動かすと起こる回転性めまい…肝木の変動が多いです。

●ふらつき…腎水の変動が多いです。

関連する臓腑 ： 肝・腎・脾。

当院のめまいの治療例

経絡治療の場合

まず望聞問切の四診法により、その時の治療すべき証を見つけ、手足の五行穴・五要穴を運用し、病の本態である経絡の変動を補瀉調整します。
この生命力の強化を図る治療方式を本治法といいます。
経絡治療ではこの本治法が非常に大切であり、有効です。経絡治療についてはこちら

次に、症状の目的に合った標治法を行います。
標治法とは、現れている病症や患者さんの訴えによりその局所に現れる所見に基づき、これに適応すべく加えられる治療方式です。

標治法では、必要に応じて特効穴治療や皮膚鍼、施灸も行います。
心下満と胸痛を強く訴える場合は、応急処置として肝経の大敦穴に留置鍼もしくは施灸。
半腱・半膜様筋の緊張も緩める。

　　　　　　　　

【経絡治療で治療した例】

　　　　　　　　

●40代 女性　事務職
ふわふわするめまい・胸部つかえ感・頭痛・不安感・倦怠感
肩こりや不安感が起こるとめまいして姿勢を保ったり真っ直ぐ歩くことが出来なくなる

浮脈・数脈

肝陽亢進によるめまいと診て、肝陽亢進を抑え、必要に応じて腎陰を補う治療をしました。

足厥陰経穴、足少陽経穴。鍼にて瀉法。
必要に応じて足少陰経穴。鍼にて補法。

経穴 ：肝兪・太衝・風池・完骨・陽輔・太渓

その他、肝陽を抑えながら陰を養う肺兪・尺沢・太淵、
胃を整えて気血の生成を促す脾兪・足三里・下巨虚

週1回の治療を2か月、その後2週に1回の治療を1か月でめまいは落ち着いています。
治療と併せてアドバイスしたセルフケアをしっかりと実行していただいています。
現在も肩こりや頭痛・不安感が起こらないよう継続的にお身体のメンテナンスをされていますが概ね安定して、趣味や仕事を楽しんでおられます。

●50代　女性　管理職
くらくらめまい・息切れ・倦怠感・不眠・動悸
立ち上がる時に多く起こるめまいで、夜から朝にかけてが多い。

沈脈・虚脈・細脈

気血両虚によるめまいと診て、脾胃の機能向上により気血の生成を促す治療をしました。

足太陰経穴、足陽明経穴、背兪穴。
鍼にて補法、灸併用。

経穴 : 百会、脾兪、膈兪、足三里、三陰交
その他腎兪、太渓
冷えをともなう場合は、命門に施灸。

週1回の治療を3か月、立ち上がる時のめまいは消失。
その後も多忙の為、不眠と動悸がまだあったので集中的に自律神経を整えるよう治療を月2回続けています。
仕事のバランスを見ながら悪くならないお身体づくりをめまいをきっかけに考えられたと、おっしゃっています。

　　　　　　

YNSA®の場合

診断技術は合谷診・上腕診・首診の3ヶ所による診断をします。
手掌の色の望診、第一背骨間筋の触診を行い、
その後、肘及び上腕二頭筋の触診、首診を行い、治療点を決めていきます。YNSA®について詳しくはこちら

めまいでは、頚神経の神経支配を受ける可逆的病態に有効なA点、慢性的な経過を辿る場合は脳幹点・小脳点・大脳・を用いることが多い。

経絡治療で関連した臓腑があったように、YNSA®でも意識します。
YNSA®でのすべての臓腑の治療点がY点として頭部に位置する為、
経絡治療の際にめまいは肝・腎・脾の臓腑が関連すると記載したように、 それらの治療点を診断・取穴。
また12脳神経点の聴覚神経である8番や自律神経の基礎といえる迷走神経の10番、感覚点の耳点を主に用います。
めまいの状況は人それぞれ違い、既往歴や普段の身体の負荷も違うのでそれらを踏まえ、丁寧に診断・取穴・刺鍼をしていきます。

　　　　　　

【YNSA®で治療した例】

　　　　　　

●40代 女性　販売職
回転性めまい・肩こり・胃部不快感・耳鳴り
環境の変化がありストレスが多くかかったことからめまいと耳鳴りが頻繁になった。

　　　　　　

右合谷診
頸椎・胸椎・大脳・小脳に反応
A点・E点・大脳・小脳・聴覚神経・肝・脾・胃・耳点に刺鍼
反応を診て、肩周りや背中の筋緊張を取り、耳周りの循環も促した。

週1回の治療を2か月、その後2週に1回もしくは週2回の治療でめまいは起こらなくなる。
耳鳴りは疲れやストレス度合いにより違うので、現在も治療継続中。
治療後は肩周りが軽くなるとのことで、耳鳴りも気になる度合いが一気に減るようです。

　 　　　　　　

「薬に頼らず、自分のストレスや循環の悪くなっている様子をわかるようになって対処出来るのが嬉しい！
対処出来そうにない時は綾子先生のところでしっかりほぐしてもらえるので安心出来る！」とのお声をいただいております。 。

どこに行ってもめまいが治らなくお困りの方、是非一度はるいろ鍼灸院・整体院にご連絡ください。